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2019年4月25日 (木)

千葉おぐらの森リーダー 広瀬攻さん

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企業、行政、NPOの三者協働による森づくりを進めている「千葉おぐらの森」。樹木・環境ネットワーク協会が企業の依頼を受け、候補地探しから担当しました。立ち上げ時と1年後のリーダーのコメントをご紹介します。


新しいフィールドに多くの可能性と生物多様性の発展を感じて。

  この度、千葉市若葉区の雑木林の開墾(?)を仰せつかりました。株式会社パラッツォ東京プラザグループ、千葉市、聚がそれぞれ資金、場所、労力、ノウハウを提供するという協働の上でスタートいたします。
  12月、初めて現地を見に行ったときは、アズマネザサが密生し、道路からは林内が見えないほどでした。その後、市の手配でササを刈ってくれたようです。
  1月、三者で打ち合わせのため、林内に入った時には、全てが見渡せるようになっていました。しかし、林床は切り置きのササと枯葉に覆われ、土壌面は見えず、足を高くあげて歩かなければならない状態でした。
4月下旬になっても変化は見られず、がっかりでした。ところが5月4日、いよいよ活動開始ということで準備のために訪れると、フデリンドウやサワフタギなどが、枯葉を掻き分けて新芽を出しています。ササを刈っただけでこの豊かさは驚きです。
  多くの可能性を感じると同時に、生物多様性を発展させる大きな自信につながりました。先人の里山の手入れ作法に学びつつ、若葉区の雑木林の核を目指します。 
  パラッツォ東京プラザグループの社員の皆さんとの協働も楽しみにしております。聚からも多くの会員の参加をお待ちしております。聚の知と力を存分に発揮し、一緒に生物の多様性を達成しませんか。

(2012年6月発行 聚レター121号より)


1周年を迎えて、十分な成果が見られた生物多様性の森。

  アズマネザサに覆われた雑木林を3つのゾーンに分けて整備し、刈り取ったアズマネザサや木の枝を片付けて、木材のチップをまいた散策路を作ったところで1年がたちました。チッパーやチェーンソーなどエンジンを使うものは、小鳥が巣立ちを迎える4~6月は禁止。刈り取ったものを片付けるのも、業者さんに頼むとトラックで入ってしまうので手作業でやりました。パラッツォの若い社員さんがよく働いてくれて助かっています。
  ここは、隣接する全く手を入れていない私有地と、最初にササを刈ってその後は自然に任せている保全ゾーン、引き続き手を入れている生物多様性ゾーンが並んでいます。手の入れ方でどう変わっていくか、どういう環境が植物や生物に適しているかを比較できるので面白いですね。
  地元の植物に詳しい人が定期的に観察しに来てくれるのですが、手を入れる前は見られなかった植物がたくさん出ていてホッとしました。1年で十分な成果が出せたと思います。

(2013年6月発行 聚レター125号より)


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