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2019年4月15日 (月)

勤務先の環境活動と両立 CSR福永健二さん

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大手メーカーの社員として多忙な日々を送りながら、自然観察会や里山保全活動にも積極的に参加していたグリーンセイバーマスター、福永健二さん。初めてお話を伺ったのは、2010年の11月でした。現在はつくば勤務のため、三輪の活動には参加できていませんが、自然観察会は継続中とのこと。近況報告のコメントもいただきました。


勤務先の環境活動とリンクさせながら活動中。
たぶんライフワークになると思います。


自然観察会のお手伝いを
きっかけに、勉強を開始。

  もともと自然環境には関心がありましたが、転機となったのは、会社が主催する自然観察会の手伝いをするようになったことです。自分の知識が偏っていたため、自然観察会で適切な受け答えが出来ませんでした。なんとかしなければと思っている時に出会ったのが、グリーンセイバーのテキストでした。
  その内容は、歯抜けになっている植物知識(構造・分布・文化等)を網羅的にカバーしており、頭の中で歯抜けだったパズルのピースがどんどん埋まっていくような感じでした。特にアドバンスには、その木が40億年前から今に至るまでの流れの中でどういう位置づけにあり、人間社会とどう関わってきたか、日本の歴史とはどういう接点があり、日本書紀にはこういう記述があるといったことが全部書いてあるんです。自然観察会では、話題の引き出しが多いほど参加者が関心をもってくれるので、そういうことが知りたかったんですね。
  そこで、ベイシックとアドバンスのセミナーと検定を受けたのですが、プログラムは偏りなく、様々な視点で捉えているため、自然とかかわりを持とうとする人にとって、とても役にたつものでした。大きかったのは、勉強していくうちに、自然に対する自分の考えもまとまってきたことです。

自然観察会と里山保全の
二本柱で活動中。

  現在は自然観察会と森林里山整備(三輪フィールドや企業の森)の二本柱で活動しています。ちなみに、三輪フィールドですすめているのは、シラカシやタケなどを間伐して林床を明るくして、落葉樹の苗木を植樹していく作業です。里山整備は地道な作業ですが、少しずつ里山が復元されるのを実感できるのは大きな喜びです。しかも、一緒に活動している達人たちから現場で教えられることも多く、勉強になります。
  私はたまたま勤務先の活動とうまくリンクしたのですが、身近にそういう仲間がいなくても大丈夫、そのために樹木・環境ネットワーク協会がありフィールドがあるのです。COP10で定められた生物多様性保全を実効ある活動に落とし込んでいくためには、有機的に自然と関わる現場の力が不可欠です。皆さんもグリーンセイバーとして、未来の地球と地域を守っていくエンジンに加わりませんか?


グリーンセイバーの使命とは?

  今こそ、私達を取り巻く自然環境について、もっと大勢の方々に接していただけるような取組みが必要だと実感しています。自然を多面的な視点から見ることなど、グリーンセイバーの勉強があったからこそ出来るようになったことを活かして、貢献できたらと考えています。

(2012年1月発行、聚レター別冊 グリーンセイバー特集号より)


福永さんからの近況報告です。

  つくば勤務の二重生活になってから時間が無くなり、三輪には足が遠のいてしまいましたが、自然観察会の方は、企業でもプライベートでも相変わらず忙しく取り組んでいます。昨今は後方支援というか観察会サポート側に関わる機会が多くなり、参加者と触れ合う機会が減ってしまいとても残念です。
  とくに最近意識しているのは、植物愛好家や昆虫マニアなどでなく、普通の子ども向けのアプローチです。野山を歩いたことも少なく、虫に触れることも出来ない子どもたちが増え続けている事を、とても心配しています。展示会や講演会などのイベントを通じて、戸外に目を向けてもらうような取り組みの大切さを感じています。
(2015年3月4日)


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