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2014.05.02

二宮竹の里 活動だより(シイタケホダ木製作~本伏せ)

活動日:2月23日/3月23日/4月12日/4月27日

当フィールドではシイタケ栽培を2009年3月から行っている。

毎年、春・秋にはたくさん採れてお昼時の味噌汁の具や

イベントの時の天ぷら・焼シイタケ等のメニューの食材に活用しているが、

5年前のホダ木は大分朽ちてきて、シイタケ発生も少なくなってきたので

新規のホダ木製作を企画した。


(1)原木の採取

原木はこれまでも地元の人からクヌギ材をいただいていたが、

今回はコナラ材をいただく。

伐採は計画では2月中旬に行う予定であったが、

ちょうど異常な大雪の日となってしまい延期した2月23日に行った。

当日はチェンソウやロープ、運搬車等の準備を万端にして現場に向かった。

現場は下の写真に示す吾妻山登山道脇の斜面だが、この登山道はこの時季、

観梅や菜の花を愛でに来る観光客や地元の人達が歩いている。

したがって作業にあたっては、道に監視者を配置して行うなど

歩行者への安全確保に留意した。

さらに、ロープで伐倒方向をコントロールするとともに受口/追口を作って

伐採の基本に沿って行った。受口と追口の設置標準を示す。

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このコナラの木は枝が道路上に伸びて歩行者の頭上に張り出していた。

万が一、強風等で折れた枝が落下する事態も想定できる状況だが、

今回、我々が伐採することによってそのリスクが低減できるので

また違った社会貢献も果たしているのだなぁと感じている。

なお、伐採にあたっては、根元高さ30cm程を残して伐ったので萌芽更新も期待できる。

木は元部の径15~20cm、末口で径5,6cmほどの木を5本伐った。

これを長さ70~80cm程度に玉伐りして全部で約70本をフィールドに運び込んだ。

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原木は、3月末の植菌作業まで約1ヶ月間、

ビニールシートで養生して徐々に乾燥させるようにした。


(2)シイタケ植菌

約1ヶ月乾燥させて活動日に原木に植菌する作業を行った。

発電機、電気ドリル(径8.5mmのビット装着)、種駒打込み用木槌・金槌を準備して集合。

シイタケ菌はホームセンターで販売の「日本農林種菌株式会社」製の棒型種駒を用いた。

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種駒を打ちこむ要領はnet等で説明の要領に基づき、
A:5cm、B:5cm、C:20cmを標準とした。

2列目は1列目に対し千鳥になるように配置し枝の切り落し部や
皮に傷が付いている箇所は2、3個余分に打ち込んだ。

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なお、駒の打ち込み深さは図のように木肌の高さになるよう
打ち込むこととしそのためハンマーは軽打することを旨とした。
今回は、「このような事は初めて!。」という
女性陣にも行ってもらい楽しみながら体験していただいた。

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当日、種駒が足りずに打てなかった原木には次の活動日に植菌した。


(3)ホダ木の仮伏せ

植菌の終わったホダ木は「ホダ木場」に運搬して積み上げ約1ヶ月間「仮伏せ」した。
仮伏せはシイタケ菌をホダ木に活着させ菌糸の伸長を促進させるために

重要な期間である。

その期間適宜散水を行い過度な乾燥と気温低下を避けるため

ブルーシートで覆い養生した。


(4)ホダ木の本伏せ

仮伏せしたホダ木は4月27日に「本伏せ」を行った。
今後、ホダ木への散水や9月までの期間は1ヶ月に一度の天地返し

(上下反転)と裏表返し等の世話を行うこととしている。

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早ければ来年の春、本格的な収穫は来年の秋であろうが、楽しみである。
以上

(磯川 作成)

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