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2014.09.16

子ワク「森・川・海のつながり探検~海藻しおりクラフト体験~」開催!

8月23日(土)、子どもワクワクプロジェクト

「森・川・海のつながり探検~海藻しおりクラフト体験~」

を開催しました。


会場は、港区立エコプラザ。

木の香りがほのかに漂う、素敵な場所です。


今回のテーマは、「森は海の恋人」。

森が無くなると海の生きものがいなくなってしまうというのです。


今回のイベントは、2部構成。


前半は、“ぼくらの里山いきものゲーム”をもとに、講師の高田さんが作成した

『ぼくらの森・川・海いきものゲーム』を行いました。

ゲームの初めに、高田さんから、

「みなさんは、お寿司を食べたことがありますか?」

「どんなお寿司が好きですか?」

という質問があり、子どもたちは思い思いのネタの名前を挙げていました。

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マグロ、サーモン(イクラ)、エビ、アワビ、ワカメという、

みんなが大好きなお寿司のネタになる生きもの等を守るためには、

どんな環境や生きものが必要なのか。

そのために私たちはどんなことをするべきなのか。

そんなことが学べるのが、このいきものゲームです。

2


まず、3~5人ずつでチームになってもらいます。

サイコロを振り、出た目によって、

森で植樹をしたり、川でビオトープをつくったり、

浜辺でゴミ拾いをしたり…といった作業をすることになります。

それによって、森・川・海の生きものたちが増えていきます。

様々な生きものは食物連鎖でつながっています。


ゲームの中の話ではありますが、

サイコロを振って行った作業によって、

たくさんの生きものを増やすことができて、

子どもたちもとても喜んでいました。


海の生きものが生きていくためには、

山からの栄養分が必要であるということも学べたようでした。

「森を大切にすれば、美味しいお寿司が食べられる」

という高田さんのメッセージが、子どもたちにしっかりと

届いているように感じられました。



そして後半は、海藻おしば協会の高山講師の指導による、

“海藻おしば”づくりを行いました。


はじめ、たくさんの海藻で『海の森』と題された、

豊かな海の映像が流れました。

途中、「この『海の森』が消えてきている」

というようなナレーションがあると、

ゆったりと映像を見ていた子どもたちの中に

驚いて画面を見つめる子の姿がありました。

こんな豊かな海がなくなってしまうのは、嫌ですよね。


その後、家族ごとに分かれて、海藻おしばをつくりました。

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先程行ったいきものゲームにもありましたが、

ワカメなどの海藻って、とても身近なものなのに、

なかなかじっくりと観察したことってないですよね。


よくよく見てみると、大きさ、形、色、厚みが違って、面白い。

それらの海藻を自由に使っておしばにしてみると、

素敵な作品がたくさんできました!

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5

6

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子どもも大人もみんな一生懸命におしばをつくっていました。


こんな色とりどりの素敵なおしばが、

拾い集めた海藻でできるなんて!

面白くて、とても感動しました。

8



身近なものを、視点を変えてもう一度見つめなおすと、

また新たに面白い世界が広がりますね。


子どもたちにとって、夏休みの終わりに、

自然の大切さや生きものの面白さが学べられた、

良い機会になったのではないでしょうか。


「森から海までひとつのつながりで勉強できた」

「よいお土産ができた」

「またやりたい!」


など、有難いお声をたくさんいただきました。



森は海の恋人。

子どもたちにも伝えることができたのではないかなと思いました。


――――――――

今回のいきものゲームのもととなった『ぼくらの里山いきものゲーム』

http://www.shu.or.jp/tool/satoiki.html


海藻おしば協会公式HP

http://kaisou048.jp/

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コメント

Very informative post.Really thank you! Awesome. cgkkfdacfeek

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