10月18日 GSスタートアップ講座 自然観察・調査編

10月4日の里山編に続き、グリーンセイバースタートアップ講座

自然観察・調査編を開催しました。

午前中は、前回同様、恩廻公園の管理棟で室内講義です。

今回はグリーンセイバー検定委員の清水善和先生より、

「自然とともに生きることについて人々に伝えてほしいこと」をテーマに

お話いただきました。

次に、各フィールドで活躍されている先輩GSから、

GSが主体的に実施している自然体験のイベント３つ

「これから始める自然観察」「子どもワクワクプロジェクト」

「自然と親しむ講座」の活動の様子や、実施までのプロセスなどを

語っていただきました。

午後は、町田・三輪里山フィールドに移動しお昼。

今回はピザの代わりに、ススキの葉で作った、ススキ茶を

召し上がってもらいました。

午後の部は、最初に先輩GSから、ワンポイントアドバイス・

観察会の心得などを教わりました。

そのあとは３チームに分かれて、それぞれのチームで観察会のプラン作りと実践です。


初めての観察会プラン作り、同じチームのメンバーといろいろと話し合ったり、

リハーサルをやるチームもありました。



そして、いよいよ発表の時間。

チーム以外の人は皆、参加者になったつもりで参加します。

チームワークが勝負。最初のチームはいきなり寸劇が始まり、

場は笑いに包まれました。

次のチームは虫捕り観察会。

参加者は子どもになったつもりで小さな虫を捕まえます。



最後のチームは、社員向けの観察会。

食べられる野草などを自然の中から集めて、

みんなで楽しみながら食べるプログラム。

参加者の演技もすばらしいものでした。

発表の後に、みんなで意見交換したのもよかったですね。


観察会の実践の後は、最後のプログラム、植生調査です。

少し歩いて丘陵の尾根に出ます。


ここでコドラートを設定した場所で、植物社会学的方法による

植生調査をやってみました。

今回も盛りだくさんでしたが、みなさん、テキストでいろいろと勉強してきたことを

実際に現場で実践できたのではないでしょうか。



懇親会は、近くの喫茶店で。夕方になると急に冷えただけに、

温かいコーヒーとケーキは格別でした。