里山林塾-2017年を振り返って
町田・三輪フィールドで今年(2017年)5月に開講した「里山林塾」について、聚の皆さんにご紹介しつつ、今年を振り返ってみたいと思います。
多摩丘陵、鶴見川流域に位置し、東京都と神奈川県の境をまたぐ「町田・三輪フィールド」には、手つかずの放置林がまだまだ残っています。
そんな荒れた里山林を手入れする講習会として立ち上げられたのが「里山林塾」で、「東京ガス環境おうえん基金」を受けて実施されています。
月1回程度の実習には、講師陣と塾生あわせて10名程度が参加しています。
そんな荒れた里山林を手入れする講習会として立ち上げられたのが「里山林塾」で、「東京ガス環境おうえん基金」を受けて実施されています。
月1回程度の実習には、講師陣と塾生あわせて10名程度が参加しています。
実習エリアの「日向山(ひなたやま)」(塾長の鶴田さんが命名)は、約1.3haの南斜面で 、神奈川県横浜市の「寺家(じけ)ふるさと村」の田んぼに隣接しています。
クヌギやコナラが高木化し、ササが繁茂する典型的な里山放置林です。
シラカシももれなくついています。
クヌギやコナラが高木化し、ササが繁茂する典型的な里山放置林です。
シラカシももれなくついています。
現在のところ、ササとマダケの刈り取り、樹木の間伐を進めつつ、技術、そして、「森を守る」価値観などを学んでいます。
6月より林縁部から刈り取りを始め、斜面を昇りながら進めてきました。
6月より林縁部から刈り取りを始め、斜面を昇りながら進めてきました。
(↑ 7月16日、林縁部の様子)
(↑ 10月1日、作業を終え、爽やかな笑顔のメンバー)
先日(12月17日)、いよいよ尾根への道が開けました。
尾根から景色を見渡し、すがすがしい達成感を味わいました。
林縁部から尾根までの高低差は、20メートル位かと思います。
夏の大汗をかきながらの作業も過ぎてしまえば懐かしいものです。
尾根から景色を見渡し、すがすがしい達成感を味わいました。
林縁部から尾根までの高低差は、20メートル位かと思います。
夏の大汗をかきながらの作業も過ぎてしまえば懐かしいものです。
(↑ 12月17日、尾根付近)
半年前の竹やぶが明るい雑木林となり、 道行く人が「きれいになりましたね」と声をかけてくださいました。
私達の作業は、景観づくり、土壌保全、生物多様性の維持などに少しは役に立っていると信じたいです。
ササとタケはまだまだありますが、今から春の雑木林を楽しみにしています。
(文:グリーンセイバー、里山林塾塾生 高橋貴子)
私達の作業は、景観づくり、土壌保全、生物多様性の維持などに少しは役に立っていると信じたいです。
ササとタケはまだまだありますが、今から春の雑木林を楽しみにしています。
(文:グリーンセイバー、里山林塾塾生 高橋貴子)
「里山林塾」にご興味がありましたら、こちらのページもご覧ください。
http://www.shu.or.jp/protect/field_machida/field.html
樹木・環境ネットワーク協会、森づくりボランティア(町田・三輪里山、里山林塾)のページに移動します。
http://www.shu.or.jp/protect/field_machida/field.html
樹木・環境ネットワーク協会、森づくりボランティア(町田・三輪里山、里山林塾)のページに移動します。
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