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2018.07.17

自然と親しむ講座「きのこのひみつ」

7/8(日)聚のむさし野フィールドにおいて、

「きのこのひみつ」を実施しました。



今年は梅雨に入ってから雨がなく、心配していましたが、

直前に2日続けて雨が降り、

そのおかげできのこが出てくれました。

20180713_8

最初にきのこの基礎的な説明をしてから、

フィールド内を探索しました。


やはり乾燥した日が長かったためか、

きのこの数は少なかったですが、

テングタケ科の大型のキノコが

いくつもフレッシュな姿をみせてくれました。

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なんでもテングタケは成長が早いので、

このタイミングで姿を現してくれたということのようです。

なんといっても20cm以上の猛毒菌シロオニタケの姿は

感動的ですらありました。

20180713_13

伐採したばかりの切株の切り口に

分解菌が入り込んでいるのをみんなで観ました。


この木はフィールドリーダーの滝澤さんらが先日切り倒したコナラの枯損木です。

年輪とは明らかに違う黒い線で囲まれている中でコナラを

分解途中の菌が菌糸を張り巡らしている最中です。


黒い線は、隣の別種の菌との境目。

ちょうど戦国時代の領地争いが、この木の中で繰り広げられている、

そんなきのこの生き様の一面も紹介することができました。

Photo_2

きのこの採取も見やすい形に伐採をしていただけるのも、

聚が管理する森だからこそできたことです。

午後はきのこの研究者である、きのこ鈴木さんを迎えて、

きのこ同定・説明をいただき、また顕微鏡で胞子や細胞の観察をしました。

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参加者はGSを中心に12名。

風がなく暑い中でしたが、最後まで元気にキノコに取り組んでいらっしゃいました。


今回を含め、武蔵野フィールドでのキノコ観察は3年実施しました。

来年は新たな場所での実施を考えています。

20180713_16

講師 グリーンセイバーマスター 高橋まり子、岡本俊彦 ゲスト きのこ鈴木氏

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