湧き水にジャブン!2018/8/4
8月4日(土曜日)東久留米市落合川 いこいの水辺で 子どもわくわくプロジェクト
「湧き水にジャブン! みんなで探そう川の生き物」が行われました。
暑い夏、少しでも涼しく過ごしましょう~
この日一緒に川に入ったのは26人のお父さんお母さんと子どもたちです。
池袋から電車で20分ほど、駅から歩いて10分もすればもう目の前に落合川が現れます。
「トンボがいた!」「魚が泳いでる!」
庭先のメドーセージにクマバチがいるのも見つけました。
駅から近い住宅街の間を流れている川なのに、水がとてもきれいです。
さあ、班ごとに支度をして…これからジャブン!のはじまりはじまり。
中に入るとヒンヤリしてきて、みんな気持ちよさそうな顔。
リーダーに魚の取り方を教わったり、思い思いに網を振るって生き物を捕まえていきます。
この川をきれいに保つ活動をしている川クラブの小松原さんにも来ていただいて、さらに川の上流に進んでいきました。
最初は危なっかしい歩き方をしていました。
川底の凸凹や流れに逆らって歩くというのも、ふだんはなかなかできないことかも知れませんね。
みんなで捕った魚たち、どんな魚がいたのかな?
この日捕れた魚の事は、小松原さんから、お話をしていただきました。
川の中の生き物のつながりにも目を向けられました。
魚やザリガニを川に戻して、今度はこの川のはじまりを見に行くことにしました。
川から上がって道路を渡ったところに、こんもりした森のようなところがあります。
ここで浅いせせらぎに出会い、また水の中を上流に向かって歩きはじめます。
森の外ではぐんぐん気温が上がっていますがここは
「水、冷たいよー」
「さっきの所よりつめたーい!」
足から涼しさが伝わってきます。
そうです、こちらの方が源流に近づいているので、地下から出てきたばかりの水なのです。
地面の下は1年中変わらない温度(17度位)です。
今は冷たく感じますが冬は、かえって暖かいくらいに感じます。
「森のトンネル」をぬけて、広場に出ました。
広場の近くのクヌギの木から樹液が流れ出ていて、クロカナブンやコクワガタなどが「樹液酒場」に集まっています。
もう男の子たちは大喜び!
ここでは大きなサナエトンボのなかまや、オオカマキリ、翅の青い筋が美しいアオスジアゲハ、ニホントカゲを見ました。
森のせせらぎトンネルにたくさん飛び交っていたハグロトンボを捕まえて子供たちは手に取ってみることもできました。
そしてこの場所ではとても少なくなってしまったゲンジボタルまで見ることができました。
ぴかぴかしていたり、大きくてカッコいい生き物をたくさん見られてみんな興奮ぎみ。
最後に水の湧き出る静かな湧水地点 水源を訪ねました。
低い土手の間からちょろちょろと水が流れ出るところを確認。
そのわずか数メートル下流では早くも勢いのある水の流れへと変わっていく、、、
その変化はまさに劇的です。
それだけ豊富な湧水があるからなのですね。
夏真っ盛りでギラギラの太陽の元、最後まで元気に遊んで行った子どもたちに拍手!
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