2018/12/1 千葉おぐらの森 定例活動報告
今日は冬にもかかわらず、秋の温かい気温で汗もかいてしまうほどでした。
まず初めに夏の台風で地面に散らばった枝の片づけを行いました。
大きな枝から小さいものまでたくさんあり、重くて運ぶのが思っていたよりも大変でした。
運んだ枝は積み重ねて作業は終わりです。
次に草刈機で取り除くことのできない場所を鋸鎌で草を刈りました。
軽く土の中にさしてから引くと簡単に草が刈れてしまいます。
道に沿って草を刈り、とても綺麗になりました。
単純な作業のようにも見えますが、思っていたよりも体力を使い疲れてしまいました。
午前中の作業はここまで。
秋の温かい紅葉の中で食事をとりました♪
本当に暖かくて気持ちの良い天気だったので、のんびりと周りの葉や枝を使ってたき火!
午後はカブトムシの幼虫が育つ落ち葉だめ作りを行いました。
即にある落ち葉だめのうちの1つには大きなカブトムシの幼虫がたくさんいましたが、
他の落ち葉だめには全く幼虫がいませんでした。
原因は腐葉土が足りないという事でした。
カブトムシは幼虫がうまく育ちそうなところに卵を産むそうなので、腐葉土が少ないと幼虫はいません。
腐葉土を増やすために周りから落ち葉をたくさん集め、初めはへこんでいた落ち葉だめが
10分後ぐらいには…こんなになってしまいました。
この落ち葉たちはゆっくりと腐葉土になっていき、この落ち葉だめには来年にはカブトムシが入ってくれるだろうということです。
今からとても楽しみですね!
今日の作業はここまで!
最後にグリーンセイバーの方がおぐらの森に生息している植物について説明していただきました。
まずはシイタケの栽培。
とても大きなシイタケがたくさんなっていておいしそうな形でした!
シジュウカラの巣
巣箱の中を初めてみたのですが、中にはふかふかの絨毯のようになっていました。
鳥がこんなものまで作ってしまうのかということに感心してしまいました。とても居心地がよさそうです。
山桑(小さいとき)
小さい時の葉と大きくなった時の葉の形が全く違うんです!
万年青とかいて「おもと」と呼びます。
ずっと青々とした色であることからこの名がつきました。
万両
百両
綺麗な赤い実がついていますね、二つの違いはよく分かりませんでした…
萌芽更新の姿
伐採をした木の切り株から芽が出てきています。
このままだとうまく育たないので一番育ちそうなものを選んで残すそうです。
ムラサキシキブ
源氏物語の紫式部を思わせる綺麗な佇まいです(笑)
アカガエルを発見しました。
温かい気候だったので間違えて冬眠から覚めてしまったのでしょうか?( ´∀` )
フィールドの地面にはあちらこちらに穴が開いていました。
おぐらの森にはハクビシン・タヌキ・野ウサギがいるそうなので、彼らのせいかもしれないですね。
切った切り株で蜂を呼ぼうとしていました。
蜂に来てほしいですが、恐くて作業がしにくくなりそうです・・・
まだまだたくさんの植物や動物たちがおぐらの森には生息していますよ。
秋の美しい紅葉の下、清々しい気分で保全活動ができました。
皆さん、お疲れさまでした。
これからもおぐらの森での保全活動に参加していきたいと思います!
ありがとうございました。
インターン生 佐藤佑樹
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