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2019.06.14

小笠原特集② 2019年3月11日、父島に到着。 大神山遊歩道で優先樹種を観察

〇おがさわら丸、島に到着
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船は11:00に到着予定でしたが、天候の影響で波が高く、1時間40分遅れで、二見桟橋に入港しました。

ある程度予測していたのですが、それでも思ったより気温が高く、港に着くなりみんな上着を脱いだり薄いものに変えたりしていました。

宿にチェックインし、昼食の弁当を食べて、行動開始です。

〇大神山公園で、島の植物に「初めまして」

午後は、港のある大村から徒歩で行ける、大神山公園の歩道を一周し、散策しました。
大神山公園は、大神山神社を取り囲む、遊歩道・展望台を備えた都立公園です。

一周すると、小笠原でよく見られる固有種、広域種、外来種の植物を、植物名と説明の表示付きでひととおり見ることができます。
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ムニンデイゴ 

(島名:ビーデビーデ) 

ちょうど開花の時期で、真っ赤な花が島内のいたる所で見られました。
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〇清水善和先生が解説「まず覚えるべき森林の優占種」
大神山公園を散策しながら、清水善和先生の解説つきで、初めて目にする、亜熱帯の小笠原ならではの植物を観察していきます。

清水先生から、小笠原の植物の中でも「まず覚える10種/森林の優占種」とされた10種のうち、8種までをこの日見ることができました。

(1)タコノキ

(固有種 タコノキ科)

タコの足のように発達した気根が特徴的です。

パイナップルのような実がなります。

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(2)アカテツ

(広分布種 アカテツ科)

葉の裏に茶褐色の毛があり、遠くからも見分けやすいのが特徴です。

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(3)シマシャリンバイ

(固有種 バラ科シャリンバイ属)

葉の裏に特徴的なアミメ模様があります。
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(4)テリハハマボウ

(固有種 アオイ科)

海辺で見られる海岸型のオオハマボウが分化したもので、山地型です。

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(5)ムニンヒメツバキ

(固有種 ツバキ科)

沖縄以南の照葉樹林の優占種です。この季節には、5つに割れた実の殻がついているのが特徴的です。

沖縄では「イジュ」と呼ばれています。

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(6)シマムロ

(固有種 ヒノキ科 島名:ヒデノキ)

小笠原の固有種で唯一の針葉樹です。低木。
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(7)オガサワラビロウ

(固有種 ヤシ科・ビロウ属 島名:シュロ)

オバケのようなシルエットが特徴的なシュロ。

高く育ち、遠くからもよく見えます。

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(8)モクタチバナ

(広分布種 ヤブコウジ科)

常緑高木。湿った肥沃な土地に生えるため、開拓の目印になったとか。

枝の付け根、幹から出るところが太くなっているのが特徴です。

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〇大神山公園・お祭り広場

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大村海岸に面した「お祭り広場」も、大山神公園の一部です。ここにも、さまざまな樹木が植えられています。

イソフジ

(広分布種 マメ科)

特徴的なジュズのような実がたくさん下がっていました。
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モンパノキ

(広分布種 ムラサキ科)

毛の生えた葉っぱは、ビロードのようなさわり心地。

白く可憐な花に、ミツバチが集まっていました。
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〇小笠原ビジターセンターで、自然と歴史を知る
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お祭り広場の次は、隣にある小笠原ビジターセンターへ。

植物、動物、気候、歴史など、小笠原のことが初心者にもわかりやすく、ひと通り知ることができます。

父島に来たら最初に訪れたい施設です。

小笠原の植物の種コレクション。この季節には見られない、さっき観察した木のものもいろいろ。いっぱいあってワクワクします。
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〇三日月山のウェザーステーション展望台で夕日…は見えず
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夕暮れ時に、大村から車で約10分、夕日の見える展望台に出かけました。

この日はあいにくのくもりで、夕日は見えず。

また、ちょうどシーズンなので、天気が良ければクジラが見られるとの話でしたが、残念ながら見ることはできませんでした。

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〇夜は「新亀」を肴に懇親会
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島について初めての夜、夕食後に先生を囲んで、懇親会にくりだしました。

会場は、洋風居酒屋「chara」。

入荷した季節の食材「新亀」の煮込みと刺身もいただきました。気になるお味ですが、刺身の方が人気でした!

(宮野真有 執筆)

 

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