2/9定例活動報告@町田・三輪里山
こんにちは。インターン生の千葉です!
初めてのフィールド活動として、町田の三輪里山で竹藪の整備活動に参加してきました!
午前中に竹藪の整備を行い、午後は里山林塾での苗の植付に向けての事前準備を行いました。
この日は私とスタッフの方々の計6人で活動しました。
風の冷たい中でしたが、竹藪から竹林へと整備することができ、日差しの入る竹林になりました!
整備するために作業用の靴とヘルメットを身に着け、のこぎりを腰に巻き、まずは山の上へ。
普段から慣れていないせいか、山へ上がることだけでも一苦労でした。
そして山の中の竹藪へ行くと…
竹がぎっしり!
ちなみに、竹藪と竹林の違いは、竹と竹との距離感にあるとお聞きしました。
竹と竹との間で傘をさして歩けるほど、だいたい2mほど間隔が空いている整備された場所は竹林といえるそうです!
その一方で、竹が密集している状態で管理が行き届いていない状態を竹藪というらしいです。
というわけで、竹藪を整備していくため、特に密集している竹を切り裁いていきます!
まず、のこぎりの使い方・竹の切り方について教えてもらいました。
竹は最初に重心が向いているほうから切り込みを入れていきます。
この時、竹と刃が垂直になるように注意しながら切ります。
半分ほど切り、刃が抜けづらくなったらそこで止め、今度は反対側の少し上側から切っていきます。
そうしてバキバキバキ!と音が鳴ったところで離れると、見事に竹が切れます!
竹の切り口はこのような感じになりました。
斜面が平らでないこともあり、水平に切ることが難しく、切り目が少し斜めになってしまいました。
スタッフの方が切ったものはこのような感じです。
切り口がしっかり水平になっていてきれいですね!
竹の切り落としはここでは終わりません。
今度は、切り落とした竹の枝を切り落としていきます。
「力を入れすぎず、さっと引くように切っていく」
スタッフの方はこう言いながら1,2回刃をスッと滑らせ上手に切っていきました。
一見簡単そうに見えますが、意外と難しく…
実際にやってみると、刃が同じところに入らず、ずれてしまったり、力の入りすぎでうまく引けなかったりと、思っていた以上に大変でした。
私が何往復も刃を滑らせながら切っていたものを、素早く、いとも簡単そうにスタッフの方々は切っていたので驚きました。
切り終えた枝は、葉をうつぶせにしてまとめておき、竹も2分割か3分割にして葉と一緒にまとめておく。
葉をうつぶせに寝かせながら置いていくことで無駄な傘張りを減らせます!
このようにして作業を進めていった結果…
日差しが入り込む竹林へと少し変化しました!
日差しが入ることによって、生態系の変化も出てくるので、逐次整備していくことが大切だと感じました。
~お昼休憩をはさみ~
午後からは里山林塾のための準備として、苗を植える場所を決めて、そこに目印となる竹棒を指していきました。
その準備の中でも、一度埋まったどんぐりが芽を出し生えてきているのを発見したり、春蘭がつぼみをつけているのを見つけたりなど、生命を身近に感じる点もたくさんありました!
一日を通して、森林の整備維持の難しさ・大変さを実感し、自然の壮大さを改めて感じることができました。
また、上記以外にもそれぞれの木の特徴や三輪里山と地域の小学生との関わりについて聞くことができました!
皆さんお疲れさまでした。
ありがとうございました!
インターン生 千葉
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