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2020.02.20

2/15定例活動報告@武蔵野の森 

こんにちは! インターン生の上原です。

2月15日(土)に行われた武蔵野フィールドでの定例活動に参加してきました。

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比較的暖かく、作業しやすい気候でした。

今回は初参加の方も多く、計7名で活動しました。

作業用のヘルメットや革手袋を身に着け、のこぎりを持ってフィールドに向かいます。

まずはゴミ拾いをしつつ、フィールド全体を見学しました。

武蔵野フィールドは東京都が管理する森で、その一部を管理しているフィールドです。

とても広く、普段はなかなか見られないような植物や鳥を見ることができました。

春になるとキンラン、サイハイランなどを見ることができるそうです!

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これはサイハイランの葉です。5~6月に花を咲かせるそうです。

 

武蔵野の雑木林は15~25年に1回根元から切り倒し、薪や炭、椎茸のほだ木などに利用してきました。切株からは新しい芽が伸び、15~25年でまた切るということを繰り返します。この方法を萌芽更新といいます。

新しい芽が成長し新たな森林を作ることを期待できると同時に、定期的な伐採により地表に日光が届くようになるため、萌芽更新による森林は再生を繰り返す永続的な資源となります。

伐採の時期が早い順にA~D地区に分類されており、最も古いA地区は伐採から25年以上の時間がたっています。

長い時間をかけて森林を管理していくことの大切さを実感しました。

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フィールド全体のゴミ拾いを終えたらお昼休憩です。

このフィールドでの活動の歴史など、貴重なお話を聞くことができました。

昼食を食べている間、小鳥の鳴き声や木をつつく音が聞こえ、とても心地よかったです。

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午後からは木の伐採作業を行いました。

伐採する木に緑のテープで印をつけ、切っていきます。

写真のような細い木はのこぎりで切ることができます。

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このような大きな木になると、まずは他の木を巻き込まないよう、切り倒す方向を慎重に決めます。

切りたい方向に木が傾いていたら、刃を入れる角度を細かく調整しつつチェーンソーで切っていきます。

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木が切りたい方向に傾いていない場合は、ロープを結び付け、切るときにロープで引っ張ります。

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間近で木が倒れていく様子は大迫力でした。

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木を切ったら枝をのこぎりで切り、チェーンソーで適度な長さに切って丸太にします。

丸太はとても重く、運ぶのが大変でした、

木の年輪を数えてみると、太いものでは35歳ほどでした。

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作業はスムーズに進み、太い木と細い木を合わせて10本ほど切りました。

木を切った場所からは日光が入るようになり、作業前と比べ見晴らしがよくなりました!

作業前後の違いが分かりやすいので、達成感がありました。

春になると花が咲き、たくさんの植物や生き物を見ることができるそうなので、また春に武蔵野フィールドの活動に参加してみたいと思いました!

ありがとうございました!

 

インターン生 上原

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