7月23日(土) 嵐山ふれあいの森の定例活動に参加しました。
朝から晴天、猛暑。集合時には30℃を超えていた。やっぱり暑い一日です。総勢8名で活動スタートです。
今日は、一般参加の高校一年生 Uさん(女性)が参加してくれました。里山整備ボランティア、初体験とのことです。期待が持てますね。
熱中症対策を確認し、作業着を整え、いざ、フィールド観察に 出発。
一週間前に嵐山町、滑川町に集中豪雨(避難指示が発令された)があり、フィールドも心配したが、谷に水路の跡が確認できる程度で倒木等の被害はなかった。
駐車場脇やふれあい広場の入口にウバユリが咲き始めていた。谷ではツユクサ、オオバギボウシが咲き、湿地帯ではオニヤンマのオス、メスが飛び交っていた。ニイニイゼミの鳴き声も賑やかになってきた。
嵐山ふれあいの森・名物「樹木伐採体験」。初参加の方に伐採の楽しさと大変さを味わってもらうために、樹木の伐採体験をしてもらっている。今回は、直径10㎝程の枯損木の伐採。高校一年生のUさんは、中学時代に体験学習でノコギリを持ったことがあるが、枯損木の伐採は初体験とのこと。講師陣は、ノコの持ち方、倒す方向の決め方、切り方、安全性等を懇切丁寧に指導した。Uさんは、伐倒した時の地面への衝撃音や迫力が印象に残ったようです。
ナラ枯れの樹木にいた、クワガタの同定。メスか?、オスか?、腹が黄色いからメスでないか等同定は尽きない(遠くで〝オーイ、早く来~い”との声)。
観察会後は、ふれあい広場正面のアズマネザサの藪の刈込み。ここの藪は、深く、強く、6か月程作業を継続している。今日こそは、藪を取っ払って、明るい空間を作ると気合が入る。3名が交代交代斜面に入り、笹を伐採する。気温も高く、休憩を取りながらの作業を行う。伐採した笹を斜面から集積するため、登ったり、降りたい、これもなかなかハードな作業だ。
作業中、神の手を持つ、Mさんがなんとオオムラサキを発見、手で捕獲。一同大興奮、作業の手も下りる。写真を撮る前に逃げらてしまったのが残念。ふれあいの森でオオムラサキを観たのは初めての出来事、次回からオオムラサキ探しが始まる予感。
刈り取って集積していた笹の粉砕作業。ウッドチッパーが大活躍。積みあがっていた笹の山が低くなる。しかし、周りはまだまだ笹の山。
最後に使った道具の手入れを行い作業終了です。振り返り、総会資料を確認して、解散しました。
暑い一日でしたが、「初心者・伐倒体験」、藪の開墾、笹の粉砕等有意義な一日でした。オオムラサキにまた会いたいですね。
Uさん、お疲れ様でした。また来てください。
(加藤記)
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自然が豊かな森林、人の手が程よく入るとこんなに豊かな森に成るのか実感できた活動風景、まだまだ語り尽くせない部分が有りそうですね。
投稿: T,O | 2022.07.26 22:20