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2024.06.26

6/22 定例活動報告@町田・三輪里山フィールド

こんにちは!インターン生の酒井です。
町田市と横浜市の境にある、町田・三輪里山フィールドでの活動に参加してきました!

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関東も梅雨入りが発表された中、幸運にも天気に恵まれてのスタートです!

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千葉や埼玉など遠方からお越しの方も多く、総勢10名ほどが集まりました。
初参加は3名ですが、私以外は山林整備経験あり。見慣れない装備を身にまとい、皆さん本気です。

そして、最高齢は80歳⁉を超えるほど、幅広い年齢が参加しています。

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ミーティング後、作業場まで歩いていきます。
この秘境感。町田にもこんな場所がまだ残っているのです。

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途中には、以前に整備された箇所も通ります
写真は、谷の植生改善のための土壌回復作業です

斜面の急な谷では、雨によって落ち葉が流れ出し、痩せた土になってしまいます。そのため、谷の斜面にある倒木リスクのある木を切り、斜面と並行に互い違いに配置します。こうすることで、木が堤防となって水の勢いを抑えることで落ち葉が腐葉土となって定着し、植生改善につながっていきます。

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さて、ようやく到着し、活動が始まります。
午前は谷に生える真竹の伐採と処理を行いました。

ベテランの方々が先頭に立って鬱蒼とした森を切り開いています。

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そこの後方では、竹の枝を落とす作業を行っています。
竹は切ってから時間がたち水分が抜けると、硬くなり枝葉が広がるため、嵩張ったり、整備の危険が増します。そのため、切ってすぐ処理したいので、樹木の幹部分にあたる「稈(かん)」と枝葉に分けます。

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さらに後方では、分けられた竹を積み、木の堤防のように落ち葉の堆積を促します。
枝葉のない竹を中心に積み、その周りを枝葉を刺して覆っています。

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作業終了後です。
この日だけで10メートルほど進みました。これまでにも4回ほど作業されていて、一つの谷を整備するのに長い時間がかかることが分かります。

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さて、待望のお昼の時間です。
木陰で疲れた体を休めながら、楽しく談笑する時間を過ごしました。

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午後は、仮払い機による歩道の整備を行いました。
後ろ姿がカッコイイですね!

ここまでの写真を通して何か気づきませんか?
舗装された道や街灯などの人工物が見当たらないかと思います。
このフィールドは、日本古来の里山をいつまでも残したいという思いで、当時のありのままの姿を残すべく、在来種のの保護まで意識した整備活動をしています。

関東では稀なコンセプトで管理させている町田・三輪フィールド。興味を持っていただけましたら、ぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか

活動は以上です!ありがとうございました!

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町田・三輪フィールドでは、月3回活動があります。
詳しくは、公式ホームページ をご覧ください。

インターン生 酒井

 

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