3/15(日)千葉おぐらの森活動報告
まだまだ肌寒さを感じる冬空の中、5人で千葉のおぐらの森の環境整備に関わりました。
おぐらの森は広大な敷地の一部で、数十年にわたって様々な方々が環境活動に貢献していらっしゃいます。私有地やほかの管理者の土地とを区別するために、境界木が立ち並んでいました。
今回の活動では主に、竹の柵の入れ替えや菌類が育つための環境づくりに取り組みました。
人が通るための路を示す竹の柵を立てているのですが、竹は2~3年で色あせ朽ちてしまうため、新しい竹に入れ替える作業を行いました。
Before&After
手前が入れ替える前の竹です。まだ刈ったばかりの竹とは色も異なり、新鮮さが一目でわかります。
午後はきのこ等の菌類を育てる環境を作りました。
まず、80㎝ほどの丸太に、ドリルでらせん状に数十個の穴を開けます。そして、その穴に菌類の軸をトンカチでしっかりと埋め込みます。
その丸太は土のつかない場所に置きます。土にはたくさん雑菌があるため、きのこの菌類が丸太に根付く前に住み着いてしまうそう。
菌類が木にちゃんと住み着いてきのことして育っていくのに2年ほどもかかるなんて!驚きでした。
数十年前までは、おぐらの森の活動にある団体さんのお若い方々や今でも活動なさっているベテランの方がたくさん参加していたそうです。
今では、こうした活動に参加する人も少なくなったことや高齢化も相まって人手が不足しつつあります。
しかし、今回、この千葉が地元であったり、この活動にずっと参加していらっしゃる方、ここが地元でなくても駆けつけてくださる方など、
様々なバックグラウンドや環境への思いを持っている方々にお会いして、もっと環境だけでなくこうした活動そのものを知らなくてはいけない
と思いました。皆様のご参加をお待ちしております!
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