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2024.09.17

9/6(金)~9/8(日) 八ヶ岳ワーキング

こんにちは!インターン生の酒井です。

八ヶ岳ワーキング「地獄谷の新ルート開拓作戦!」を9/6~9/8の日程で実施しました。

今年は木道の整備だけではなく、登山道の整備を行い、とても充実した3日間になりました!

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~1日目~

12時ごろ、八ヶ岳の麦草峠にある麦草ヒュッテに到着しました。
ここに3日間お世話になります。

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到着後、まずは腹ごしらえ。
山菜そばを頂きました。

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食事が終わったら、今回作業する地獄谷と雨池の現場確認に行きます。
地獄谷は、ヒュッテから歩いて10分ほどにある火山口の跡地で、コケの聖地となっている場所です。

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モウセンゴケやヒカリゴケを見ることができます。
写真はヒカリゴケで、地獄谷の一番底にありました。

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その後、雨池に移動します。
雨池まで片道1時間。石とコケで滑りやすい道を慎重に進みます。

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雨池付近の木道に入りました。
このエリアが今回の2つ目の活動場所です。

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さらに歩き続け、雨池に到着しました。

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この池は、川が流れてくる湖ではなく、降った雨が溜まっているだけで水量が大きく変動するため
「雨池」という名前になっているそうです。

活動場所の確認が終わったら1日目は終了です。
来た道を戻り、ヒュッテに帰りました。

夕食はハンバーグ。山小屋のご飯とは思えないほどの品数で、おなか一杯になりました。

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~2日目~

山の朝は格別です。
標高2127mにあるヒュッテでは、暑さの残る9月でも朝はジャケットがいるほどの冷たい空気を感じられます。

朝食はオムレツです。
山という少し不自由な場所にいることで、食事の大切さを実感しよりおいしく感じます。

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2日目は本格的な整備作業をします。
地獄谷チームと雨池チームの二班に分かれ、作業開始です。
私は地獄谷チームで、作業終了後に雨池に合流します。

地獄谷に向かう途中、鹿による皮剥ぎの被害を確認しました。

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木の表皮の裏には気が養分や水分を行き渡させる層があり、鹿が木の皮を好んで食べてしまうことで、
その層が破壊されてしまいます。
栄養が木全体に届かなくなることで立ったまま枯れてしまい、最終的に倒木になります。

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この森は鹿の皮剥ぎの被害が続いたため、樹齢の浅い木は大きくなる前に剥がされて枯れてしまい、
これから育つ細い木は見つかりません。
そのため、緑生い茂るこの森は、あと数十年で木がなくなり草原になることが予測されます。

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地獄谷に到着しました。
地獄谷は日本でも珍しい地形と植生のため、鹿の被害が出ないよう防護ネットを設置しています。

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それでは作業開始。
これまでは、すり鉢状の谷に底までまっすぐ道が作られていましたが、登山者の高齢化とともに、
安全なう回路の整備が求められていました。
木の伐採を最小限にするルートを事前に決めており、今回はその作業を行います。

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みどりのロープが新たに作る登山道です。
ただ踏み固めるだけでなく、土砂が火口に流出しないよう、間伐材や倒木を斜面の下側に設置します。

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抑えになる木がないところは、新たに杭を打設。
この杭も、現地で伐採した木を加工して設置することで、現地にあるもので完結させることで、
生態系への影響を最小限に食い止める工夫を行っています。

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登山道整備が早く終わったため、鹿除けの防護ネットの修復に向かいました。

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地獄谷の外周をビニールの網で囲っていますが、鹿による倒木によりネットが壊されて
さらに鹿が入り込む悪循環が生まれています。
地獄谷の木やコケを守るため、倒木の除去とネットの修復を行います。

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地獄谷の整備が終わり、雨池へ合流することになりました。
到着すると丁度お昼時。ヒュッテで作ってくれたお弁当を食べます。

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雨池に点在する石の上で、高原の風や鳥のさえずりを感じながら、午前の疲れを癒しました。

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さて午後の活動は、木が腐って不安定な木道を、板の交換や釘の打ち変えで安定させる活動を行いました。

まずはバールで剥がします。

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続いて刺さった釘を抜いて、、、

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新しい釘げ打ち直します。

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腐食がひどい箇所は板を交換し、、、

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再度固定します。

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これを繰り返して木道の補修を行いました。
(大変だったので、いっぱい写真見てください!)

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そして、木道の整備活動が終わりました。
一部は、下の写真のように土台から作り変え、簡素化した基礎に変えることでメンテナンス性を向上しました。

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ヒュッテに戻り、夕食の時間です。
今日はスイカが出ました。山とスイカという、夏の思い出に残りそうです。

そして、樹木・環境ネットワーク協会の理事でグリーンセイバー検定 検定委員長の片山雅男先生に偶然ヒュッテでお会いしました。
山林保全にも詳しく、何度も八ヶ岳に通ってコケや植生の調査をされているので、夕食後に講義を開いていただきました。
周辺でみられる植物の写真を見せていただいたり、ヒュッテ近くにある縞枯山の由来と縞枯れになる理由を説明いただきました。

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~3日目~

3日目は、作業のご褒美ということで白駒の池と高見石展望台、丸山を回る3時間ほどの登山を行います。

まずは朝食から。最終日は鮭の定食でした。

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食事が終わったら、すぐ登山開始。この日は午後から天候が崩れる予報だったため、早めの動き出しです。
ヒュッテを出発してすぐのエリアは、鹿対策がされていて、四季折々の花が楽しめる場所になっています。

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途中の奥庭では、昨日お会いした理事長の〇〇さんに遭遇し、植生をレクチャーいただきました。
チョウセンゴヨウという松やシャクナゲを見ることができます。

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そして、長野でもこのエリアは黒曜石が多くある地域です。
登山道は降水時に川のように水が流れて浸食され、いたるところで黒曜石の輝きが目に入ります。

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白駒の池に到着しました。
ここはコケの森として有名な場所で、休日は朝早くから駐車場が埋まってしまうほど人気があります。

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白駒の池の畔では毒キノコを発見。

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池から約40分ほどで高見石展望台につきました。
頂上付近は大きな岩が重なるため、足場に注意して慎重に上ります。

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頂上に着きました。
先ほど立ち寄った白駒の池が眼下に広がり、とても眺めの良い場所です。

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頂上の岩場を降りると、高見石小屋があります。
ここの名物「揚げパン」を食べるため、開店まで待っている様子です。

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いかがでしょうか。
山頂で食べる揚げパンはやはり格別です。
私はきな粉と抹茶を頂きましたが、どれも美味しかったです。

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丸山を超え、下山途中には大木の倒木が確認されました。
近年の異常気象は、こういう形でも影響を及ぼしていると実感しました。

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下山後、ヒュッテでの最後の食事です。
ランチメニューの中から、カツカレーを選びました。

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こうして、3日間の八ヶ岳ワーキングは無事終了しました。

長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


インターン生 酒井






 

 

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