無料ブログはココログ

« 2026年7月26日(土)TAMAZO ライオンの森 定例活動報告 土倉 | トップページ | 2026年8月23日(日) 二宮フィールド 定例活動報告 土倉 »

2026.08.23

2026年8月16日(日)海の森子供レンジャー カワラサイコのポッド苗 昆虫標本の整理 活動報告 齊藤

みなさん、こんにちは!アルバイトの齊藤です。

 

今回は海の森子供レンジャー、カワラサイコのポッド苗作成と昆虫標本の整理をお手伝いさせていただきました。

そして、活動で使う道具などを準備し、子供たちを迎え入れていざ作業開始!!

 

ちなみに、管理棟前の道もすっかり夏仕様です!!

Img_6243 Img_6245

まず、子供レンジャーたちに向けて学芸員についての説明をさせて頂きました。

いつもは活動に関する説明を見守っている側でしたが、今回は発表者側ということで張り切ってやらせていただきました。

 

ここでも軽く紹介させていただくと、学芸員とは、博物館の「収集・保管」「調査・研究」「展示・教育」といった6つの役割を達成するために従事する専門的知識を持った職員のことで、博物館の展示企画やレイアウトといった部分も担う「縁の下の力持ち」です。
その他、史資料を含む文化財等を、今の世代だけでなく、後の時代にも受け継いでいくという役割もあります。

 

子供たちの様子を見ていると、少し難しい言葉を使いすぎてしまったかなといった印象でした。

しかし、問いかけに対して積極的に答えてくれる子真剣な顔してお話を聴いている子もいたりと、やりがいを感じられました。

学芸員、そして博物館に対して少し知れたことをきっかけに、足を運ぶ機会が増えてくれたらいいなと願っています。

 

そして、カワラサイコの解説をした後に、いざポッド苗づくり!!

 

カワラサイコは、東京都レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に分類されており、とても希少な植物です。

河原の環境を好む植物で、太く長い根を持つことから地中深くの水分を吸い上げることができるため、洪水や乾燥にも強いです。

しかし、最近ではダムの建設が進んだことによって洪水が起きにくくなり、洪水で本来流れていくべきライバル(セイタカアワダチソウなどの背の高い植物)が数を増やし続けた結果、十分な日の光が当たらなくなり、数を減らしてしまったという経緯があるそうです。

 

カワラサイコについての説明の様子 子供たちが楽しめるよう、問いかけを多めにしています。

Img_6219

カワラサイコの説明についての様子 その2

 Img_6222

ポッド苗作成の手順ーーーーーーーーーーーーーーーーー

①採取したカワラサイコのがく(花の一番外側の部分)から種を採る

②通気性を確保するためのを、ポッドの2から3割ほどまでいれる。

③子供レンジャーの活動で出来上がった腐葉土を入れる。

一度水をあげ、土同士の隙間をなくし、ポッドを整える。足りなくなったのであれば土を再度足す。

⑤土に浅めの穴をつくり、種を5粒蒔いて土を薄くかぶせる。

⑥再度水をやり、完成!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

種子を選別する班ポッドを作成する班ポッドに水をやる班種を蒔く班の4つに分かれます。

自分も種子の選別を手伝わせていただきましたが、慣れてくると結構楽しいです。しかし、終わった後はかなり散らかります…

 

作業前の説明の様子

土をポッドに入れて(左)…穴を浅くあけよう!(右)ということを教えています

Img_6226Img_6228 

 

種の選別についての説明の様子 

種が散らばらないように注意を払います。

Img_6229 Img_6232

がくに包まれている種(左)と取り出した種(右)

場合によりますが、黒く熟した種子の方が良いとされています。

Img_6236 Img_6238

選別している時の実際の様子。楽しみつつ、とても集中していました。

Img_6234 Img_6235

ポッドの準備をしている様子。まずは石を詰めます。

Img_8997

そして、腐葉土を被せていきます。

Img_8996

その後、土を詰めたポッドに穴をグッと押してつくって(左)、種を蒔きます(右)

Img_6240 Img_6242

想像していたよりも子供たちの手際がよく、早めに終わりました。

発芽率はおおよそ80%ほどで、植物の中では非常に発芽がしやすい部類だそうです。

日当たりの良いところに置き、その時をゆっくりと待ちましょう。

 

作成したカワラサイコのポッド苗たち

Img_6279

あまった種は、子供たちの手でビオトープひだまりに蒔いてもらいました

Img_6248

一度、手洗い休憩を挟み、標本の解説をした後、ついに昆虫の標本整理をしていきます。

昆虫の種類を分ける班、そしてそれを標本箱の中にどう配置するのかレイアウトを考える班既存の標本を整理する班の3つに分かれます。

自分はレイアウトを考える班をお手伝いしました。

また、標本箱の数も多いため、と蓋が分からなくならないようにナンバリングもしました。

 

標本についての説明の様子 標本の実物を見せながら行いました。

Img_6256

昆虫の標本は、蝶々がほとんどで、たまにトンボといった具合でした。

蝶々といっても、その種類は膨大です。シジミチョウ、アゲハチョウ、タテハチョウなどなどです。

また、分類の際には、海の森公園に生息している昆虫生息していない昆虫に分けることに注力しました。

 

実際の標本(左)と作業に取り掛かる子供たち(右)

Img_6263 Img_6266

図鑑で調べつつも、どんどんと分類していきます。

Img_6267Img_6271_20260820130101   

少しの模様の違いで、名前が異なってくるのでかなり大変です。

もちろん、標本が壊れないように丁重に取り扱う必要があります。

Img_6262Img_6269_20260820130101

子供たちが図鑑を調べて分類してくれたものを受け取り、標本箱に刺していきます。

あまり口は挟まずに、子供たちの自由な発想に任せ、各々の好きなように標本箱を作製してもらいました。

 

実際に子供たちが作成した標本の写真です。かなり上手にできていると思いませんか?

Img_6268 Img_6273_20260820130101

こちらは左から右に並べるのではなく、色ごとに斜めで並べている標本。斬新ですね!

Img_6275_20260820130101 

まとめとしまして、子供レンジャーにおいて既存のポッド苗を植える活動は行っていましたが、ポッド苗自体を0から作成するという機会はレンジャーたちにとっても新鮮だったのではないでしょうか。

しかし、手慣れた手つきで作業を行っていた様子からも、これまでの似た経験が子供たちの中で活きていると実感することが出来ました。

また、割り振られた作業が得意な子と苦手な子といったことが活動の中で感じられ、それぞれが楽しんで、そして活躍できるようにうまく教えてあげたり、役割を分担することが大切だと感じました。

標本整理では、自分の標本整理およびレイアウトに対する固定観念を打ち破るような、斬新な子供たちならではのやり方や工夫を見ることができ、とても新鮮でした。自分にとっても、子供たちにとっても良い経験になったと言えそうです。

 

それでは今回はここまで、お疲れさまでした!

 

« 2026年7月26日(土)TAMAZO ライオンの森 定例活動報告 土倉 | トップページ | 2026年8月23日(日) 二宮フィールド 定例活動報告 土倉 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2026年7月26日(土)TAMAZO ライオンの森 定例活動報告 土倉 | トップページ | 2026年8月23日(日) 二宮フィールド 定例活動報告 土倉 »

2026年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

gooddo

  • クリックにご協力ください!
    『NPO法人 樹木・環境ネットワーク協会』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~