2026年8月4日(木)海の森子供レンジャ ー 東京23区最後の埋立処分場 コウ
今回は、子どもレンジャーの活動の一環として、東京の廃棄物埋立処分場を見学しました。
東京テレポート駅に集合し、そこからバスで東京都環境公社の施設へ向かいます。まずは室内で、ごみ処理の流れや埋立地についての映像を見たあと、再びバスに乗り、車窓から実際の埋立処分場を見て回るという流れでした!
実は、私としては、普段、ごみを捨てるときに、その先を具体的に想像することはあまりありません。
ごみ箱に入れた瞬間、ものが自分の生活からは見えなくなりました。
でも、もちろんそこで消えてなくなるわけではなく、
その後には焼却や破砕、選別など、いくつもの処理工程を経て処理されます。燃えるごみは清掃工場で焼却され、不燃ごみなどもそれぞれの中間処理施設で処理されたあと、最終的に残ったものが埋立処分場へ運ばれていきます。
今回訪れた場所は、まさに私たちが捨てたごみの「最後の行き先」にあたる場所です。
ところが、現地を見て最初に感じたのは、想像していた「ごみ処分場」とはかなり違う、ということでした。
見渡してみると、ここが埋立地だったとは思えないほど、普通の緑地や公園のように見えます。
埋め立て地では、実際に「サンドイッチ」と呼ばれる工法で、ごみと土を交互に重ねながら埋め立てていきます。現地を見てみると、地表からはごみの存在がほとんど感じられず、その下にこれほど多くのごみが埋められているとは思いませんでした。
今では一見すると普通の土地にしか見えませんが、その足元には、私たちの生活から出たごみが何層にも重なっています。それでも、その上では植物が自然に育っていて、少しずつ緑が広がっていました。ごみを埋め立てた場所に、こうしてまた植物が生えているのを見ると、なんだか不思議な感じがします。
もう一つ、特に印象に残ったのが、埋立地の中にある「水」です。
埋立処分場に降った雨は、ごみの層を通過することで汚れた水になります。この水は「浸出水」と呼ばれ、そのまま海へ流れ出さないように処分場内の集水池に集められ、その後、処理施設へ送られていきます。
実際に集水池を見ると、水はかなり黒く、最初は少し驚きました。
でも、その周辺をよく見てみると、昆虫の姿もあります。よく見ると、トンボもちらほら飛んでいました!
こんな場所にもちゃんと生き物がいるんだ!!
「廃棄物処分場」という言葉から想像する景色と、実際にそこに存在している自然の姿との間には、少しギャップがありました。
見学の最後には、見晴らし広場から埋立地全体を眺めることができました。
そこから見える景色は意外なほど開放的で、緑も多く、遠くには東京湾の景色が広がっています。
何も知らずにその場所だけを見たら、ここが昔から長い時間をかけてごみを埋め立ててつくられた土地だとは、すぐには気づかないかもしれません。
今回の見学は、子どもたちにとっても、「廃棄物」や「地球温暖化」といったテーマを、教室の中だけで学ぶのではなく、自分たちが暮らしている東京の風景と結びつけて考える良い機会だったのではないかと思います。
そして私自身も、ごみを捨てた「あと」のことを、以前より少し具体的に想像するようになりました。
では、今日ここまで
お疲れ様でした!!
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